脱毛の基礎知識

私たちの全身には、長い毛、短い毛、直毛、縮れ毛、太い毛、細い毛などさまざまな特徴の毛が生えていますが、それらは大きく“性毛”と“無性毛”の2つに分類することができます。
まず “性毛”は、第二次成長に伴って生えてくる脇毛や陰毛、顎の毛や胸毛、すね毛のことを言い、これらの毛には体臭の発生源である“アポクリン腺”があって毛根部の組織も強いのが特徴で、皮膚の中で毛の成長が始まって抜け落ちて休止期を終えるまでの“毛周期”が、1年~2年と長いために脱毛にも時間がかかります。
“無性毛”は“性毛”以外の身体に生えているすべての毛のことをいい、“性毛”に比べると細くて“毛周期”も短いために脱毛も比較的短期間で終了します。
次に、これらの毛の脱毛にはどのような方法があるか見てみることにしましょう。
1つ目の“カミソリによる脱毛”は、家庭でよく行なわれているもので表面に生えてきた毛を一時的に剃り落とす方法で、逆剃りすると毛穴を痛めてしまうので必ず毛の流れに沿って表皮を傷つけないように気をつけましょう。
2つ目の“毛抜きによる脱毛”は毛を1本1本抜く根気のいる作業で、毛根部分から丁寧に抜くことができればしばらく毛は生えてきませんが、下手をすると毛穴が開いてしまったり、ぶつぶつになったりすることもあるので注意が必要です。
また、2本の指で皮膚を広げて流れに沿って抜くようにすると、痛みは多少和らぎます。
3つ目の“脱毛クリーム・ジェルによる脱毛”では毛根組織が残るので毛はすぐにまた生えてきますが、カミソリのように剃ったあとの断面で毛が太くなったように見えたり、チクチクしたりすることもありません。
ただ、毛を溶かす際に皮膚のタンパク質も多少溶けてしまうので肌の弱い方は避けたほうがよいでしょう。
またジェルは、塗布して専用のシートを貼った部分をコールドスプレーで冷やして、そのあとで素早くシートを剥がして脱毛するもので、毛根から除去することができるので効果はかなり持続します。
4つ目の“絶縁針による電気脱毛”は絶縁針を使って1本1本の毛に高周波や弱い電流を流して毛を生成する毛根組織を確実に破壊するもので、全身のすべての毛に対応することができます。
5つ目の“ワックスによる脱毛”では、温めてやわらかくなったワックスを塗って乾かし粘着度が高くなってから一気に引き剥がすもので、永久脱毛ではありませんが何度か繰り返すうちに毛が生えにくくなってくるようです。
6つ目の“レーザーによる脱毛”は、メラニン色素に反応するレーザー光によって毛根部を熱破壊し
脱毛するもので永久脱毛が可能ですが、レーザーが医療機器であるためにエステティックサロンでは行なわれていません。
7つ目の“光脱毛”は、レーザー光よりも可視光線に近い光を照射するもので、安全でスピーディーに脱毛できることから人気の高い脱毛法の一つとなっています。
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